美女と野獣 字幕版 感想
ガン泣きへーかだよ。心が繊細すぎて困っちゃうね。
美女と野獣字幕版を観てきたよ!
やったーエマワトソンがド可愛い!
当たり前だがネタバレ注意
まあ…美女と野獣って話みんな知ってるだろうけどな…一応な…
いやあの…泣いたわ…
私ねめちゃくちゃ感動屋だからさ…正直開幕10分くらいで既に半泣きだったんだけどな…
めちゃくちゃ原作に忠実だったしアニメの美女と野獣観てた人はイントロだけで「オアーーーーー……」って謎の声が出そうになるよ。私のことなんだけどね。
野獣が野獣になるまでのダイジェストはね…あの…美の暴力って感じ…
下品なんだけどまあ美しい。心無い美しさがそこにあったよ…ドグシャア…うつくしみにくい…
ベルはとにかくチョー美人。しかもチョー優秀かつ勇敢。アメージングな彼女は凡庸な町に馴染めない。
そして飛べない彼らは煌めく彼女を理解できない。
時代的に女の子が文字読める時点で変な子なんだよな。ベルは利口なので便利ならガンガン取り入れる方なんだけど、創るということはネガティヴに捉えると旧いものを否定するということで。
例え面倒でも普及しているものを使うことで安寧を得ている町民にとっては些か恐れの感情を呼び起こす存在だった。
人は未知のものを恐れる。わからないから怖い。
それを知って克服しようとする者と、『未知はわからない』と言うことで知ったことにする者と、どちらが美しいだろう。〜とそんな感じの対比が初っ端からぶちかまされる。
もうこの時点でなんとなく後ろめたくなった。
自分が前者でいたいと願いながら後者に甘んじ続けている奴〜!!!
美女と野獣を観ろ〜〜!!!!!
ベルが美しくて野獣も美しいから〜〜!!!!!
でガストンな。ガストン。みんな覚えてる?ガストン。美女と野獣に欠かせない存在でありながら顔がイマイチ思い出せないと私の中で大評判のガストンだよ。いわゆるかませ犬だね。
序盤の野獣王子とはまた別ベクトルのうつくしみにくさ。あの手の顔そこまで好きってわけじゃないからほーんまあ顔整ってんなあレベルにしか思わなかった。多分そういう顔にしてんだよな。
戦争が終わって不完全燃焼状態のクソ野郎、それがガストン。
ガス抜きができてないんだ、ガストンだけに\ドッ/
ガストンの小間使…もとい大親友のル・フウがいい味出してた…。小物で小心者で小太り。彼は強いガストンの隣にいることを自分のステータスにしているファッションモンスターだよ。多分これまでにも後暗いことガンガン手伝わされてきたんだろうな〜って感じある。
美女と野獣は行動出来ない傍観者に厳しいのでこいつも痛い目にあう。
もちろんそれは食器や棚に変貌した城の召使達も同様だ。彼らはひねくれていく王子を見ていただけで何もしなかった。その罰として王子とセットで変わっちゃったんだよ…なにそれこわい…。
ビバ行動力!
ベルもベルのパパも好奇心旺盛!
停滞した時間に風を吹き込むのはいつだってドリーミーに逸る足なんだってばよ…。
舞台セットやら衣装やらもド可愛い。そのキャラの品があるないは私みたいなトーシロでも分かるレベル。っょぃ。
素晴らしい歌に手を引かれ、ずんずん美女と野獣の世界に溺れていくよ。
展開がわかってるわけじゃないすか。だから「あ〜でもこのあとこうなるんだよな…うおおん…」みたいに思っちゃうわけだけどモーマンタイ。
全くモーマンタイ。
待ってました…えっ嘘美しい…やだ泣く…
みたいな気持ちになるから。
戦隊モノで毎回ヒーローがヒール倒しても気にならんじゃろ。だってそういうもんだし〜!!王道最高イェ〜!!
これで陳腐とか話なぞっただけとか言うやつは心が醜いのであと500回美女と野獣を観て清潔にしろ。経済を回せ。
帰りのエレベーターの中で彼氏につかまって顔をジャケットで覆っていた子がいたよ…わかるでお姉さん…ガン泣きやんな…
黄色のスカート履いてた感じガチ勢だったんだろうか。
割とすぐ泣くほうなので「泣けますオススメ!」とは言わん。というか泣くために映画観るもんじゃねーしな。
美しいものが好きな奴は観に行くんだ!それだけ言っておこう!!!
ぼんやりしすぎて帰り二、三回足首を自転車のペダルに打ったへーかだったよ、じゃあな!!!