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アウトプットが大切なんですって奥さん

夢女子会レポート 聖夜の残り火編1

へかだよ。
随分と久し振りの投稿になってしまった。
今回は去年の12月、クリスマスが終わってすぐに開催された女子会もとい夢女子会のレポートを書いていくよ。

 

まず夢女とは?それは生き物である。
実際には親密なコミュニケーションなんぞ取れない何かとの接触を、己の精神力だけで果たしているドリーミーでチャーミーな生き物である。
本来であれば詳しい生態を書き連ねるところであるが、今回は夢女子会の話であって夢女子の話ではない。
わからない人は大人しくググってほしい。

!以下の方は当記事には向いておりません!

  • ググっても腐女子と夢女子の違いがよくわからなかった方
  • 推し方とはこういうもんだという確固たる何かがある方

※会に参加した方々のプライバシーを守るため、彼氏もしくは彼女が特定されそうな言葉は無くしております。

 

『彼氏とのデート服』というドレスコードのもと集った9人の夢女子達。本当は10人であったが、1人は体調不良により欠席。やたらデカいプレゼントを有志に託してLINE越しの参戦と相成った。(次は絶対会おうな!)
お洒落な部屋のお洒落な女達。
彼女らは片恋もしくは両想いの誰かが存在し、のろけ話やら相手と一緒に選んだプレゼントを交換したりやするため集まった。これがリア充(死語)ってやつか!

まずは自己紹介から。お互いのことは知っていても相手さんのことはよく知らない。
ハンドルネームはプライバシー保護の観点から削除して、適当に私が考えたあだ名で表現するよ。

まずは幹事の迷彩ちゃん。夢女になって間もないが、その分瞬発力が強い。彼氏はアイドル。今回のドレスコード(デート服)をクリアするため友人にヘアセットしてもらった、白ニットが光る女だ。
「まあその......この服も友人に選んでもらったんですけど......露出激しくないかって言ったらどうせ脱がされるだろって言われて......」
次に時代ちゃん。相手さんは仕事での部下で、想いは秘めているだけなのだそうだ。プレゼントを選ぶ際、職権濫用してこっそり部下のスケジュールを空けたらしい。
「(職権濫用じゃん!との声に)そうだよ......。」
二面ちゃんはその名の通り二人の男性と別の世界線で付き合っている。会場は時空が歪んでいるので同じ学校でも別の年度の学生だったり、同じ立場だったりすることがある。つまり一人の体に二つの世界線があっても問題はないのだ。
二面Aちゃんは公務員の彼女さん。なんとクリスマスの朝に婚姻届が置かれていたらしい。ヒューッ!
二面Bちゃんの彼氏はヒーロー。どちらの彼氏も忙しそうだが、二面ちゃんを好いていることは間違いなかった。
「今日の服は彼女としての一面と現実から別れる喪服の一面があります」
続いた庭球ちゃんの彼氏はアイドル。中々気難しそうだが、服装をチェックされたりなんやかんやで仲が良い。ちなみに二面ちゃんの彼氏とは血縁関係だったそうだ(庭球ちゃんが)。
「服とか......彼は厳しいので......」
眼鏡ちゃんの彼氏は一般の方。学生時代に出会って、ずっとお付き合いが続いている。今回使用した夢女すごろくで思い入れがヤバかったのが眼鏡ちゃんである。
「ヤツは完璧なんだけど必ず何か失敗するんで...」
学生ちゃんは学校の中でも特に有名な同級生に片想い中。お互いに内気らしく、手を伸ばせば触れられる状態で固まってしまうド青春。
「Aちゃん(相手と共通の友達)に仕組まれたんです!!」
ヒーローと入籍した本妻ちゃんは歩きにくい服装ならゆっくり相手が歩いてくれるとオサレスカートをチョイス。できる妻は歩幅をも操る。
「今日も家事手伝ってくれたんですよ~」
契約ちゃんの彼氏は一般のサラリーマン。普段はあまり着飾らないそうだが、今回のデート服は彼をイメージして真っ赤に決めていた。社会人特有の関係性が見所である。
「彼は...あー......一般のサラリーマンなんですけど......(一般のサラリーマンじゃないという顔)」
そして私。男性アイドルだが、彼が彼女である。なんやかんやで好意がバレてしまい勢いで彼女になってください!と告白した。絶対に貴方を幸せにします!!!!
「あっ私が彼氏です」
(欠席した宇宙ちゃんの彼氏もアイドルである。仕事柄、ここでの話はぼかしていかなければならないのだ)

中々カロリーが高い面子である。しかし何を臆することがあろうか。正気を捨てれば空いた所に夢を詰め込められるのだから。
因みに遅れてきた本妻、地図アプリで集合場所を調べようとしたら崖の下だと表示されたらしい。
深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている。
崖から落ちねば見えない景色があるということだろうか。


全員の自己紹介やデート服のポイントを説明したところで、おまちかねのプレゼント交換&プレゼンタイムが始まった。
今回のプレゼント交換にはルールがある。
ひとつ、相手さんと選ぶこと。
ふたつ、選んだときの話をプレゼンしていくこと。
そしてみっつめ。相手さんから貰ったクリスマスプレゼントについても紹介すること。
そう──クリスマス当日にこの夢女子会が行われなかったのは、このためである。とりあえず皆のろけ話が聴きたかったのだ。

迷彩「私も彼氏も女の子に物選ぶってわからなくて。でも皆の話とかを彼氏にしたら『皆忙しそうだから、何か癒されるようなものがいいんじゃないか?』ということになって。それがこれです」
小豆が入ったホットアイマスクとバスセット。
成る程確かに現代人を癒すには最適なグッズ達である。
しかもバスセットの梱包は彼氏のユニットカラー。
迷彩ちゃんと彼氏の暖かな気遣いを感じる一品だった。
二人の会話から滲み出る「いつもこんな感じで話してますよ」感もgood!

時代「その......また仕事を調整して、色々言ってついてきてもらったんですけども!」から始まるぎこちない『デート』。付き合っていないため甘い雰囲気こそ無いが確かな信頼関係を感じさせられた。また相手は現代のものに疎く、デザイン性の高い生き物風の陶器を始めとした様々なグッズに興味津々な一幕も。実に和む。二人が選んだのは生き物風陶器と眼鏡拭き、ついでにお菓子。
可愛らしいチョイスに今後の二人が楽しみになった一同であった。

しかし穏やかな毎日ではいられない。二面ちゃんはプレゼント選びの際、大変な目に遭ったようだ。生きていてくれてサンキュー。AB共にプレゼントを彼氏と選びに行ったが、ビル内で爆破テロが発生。彼氏の共闘により無事犯人は捕まったようだが、肝心のデートは潰れてしまった。でもBの彼氏(ヒーロー)は事件後に、Aの彼氏(公務員)は後日選んでいたプレゼントを渡してくれたそうな。実にスマートである。
公務員からは日頃の疲れを癒すためのホットネックピロー、ヒーローからはかわいらしいデザインのペンダント。最後まで二人で選ぶことは出来なかったが、こうして爆破にも巻き込まれず無事にいることが私達にとって最高のプレゼントというものである。


ああ~~書くのが疲れた~~!、!!!!
庭球ちゃん以降は次回!!!!!!!!!!、るれ?!!