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アウトプットが大切なんですって奥さん

飼育がしたくて毛玉を飼いはじめた話

メチャクチャお久しぶりです。へーかだよ。

過去の痛い記事を消そうかと思ったけど、これはこれで黒歴史的に面白いしなんかエラーで編集できないしで諦めた。

そんなことはどうでもいい。

皆は動物を飼ったことがあるだろうか。

私はない。

そもそも動物がそこまで得意ではなく、もふもふのちっさい犬がぷるぷる震えてるのを見ても愛らしいという感情より「足の筋肉がヤバいのかな……」みたいな感想が先に湧く。

でけー犬とか、平べったくなるハムスターとか、うつくしい猫とか、スゲー色した蝶とか、ネットで見る分にはいいが実際触れあえるとなると及び腰になってしまう。

動物園は檻があるからなんとなく安心。


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↑犬も採血されるんだ!?と驚いた画像。私も採血されるのが好きなので、思わぬ共通点発見といったところだろうか。(今回の話には関係ない)

 

そんな私でも、一度は動物と共に生活してみたいという欲がある。

モンハンでもオトモアイルー達に武将の名前をつけ、画面がメチャクチャ漢字に占領されるのをニマニマ眺めていたほどにはオトモアイルーが好きだった。

動物と一緒に暮らしてる人、人気だったり強キャラっぽいし……。

(例:ハグリッド、神絵師、すごい凶暴な動物を飼ってる可憐なお嬢様)

やはり自分以外の命を管理するという責任の重さや愛情深さが、その人の人間パラメータをぐんぐん上昇させているのではないだろうか?

……。

人間的成長……!!!!してみてえ……!!!!

 

しかし、なんの知識も金も無いまま命を操るのは大変危険である。

というわけで、毛玉を飼ってみた。

 

まず友人やフォロワーに「毛玉を飼おうと思ってるんだけど、とりあえず必要なものってある?」と聞いたところこのようなリストができた。

参考にどうぞ。


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親切なダチを持ってへかは嬉しい!

とりあえず手芸屋さんに行って、お迎えする子がいるか見てみることに。

毛糸のコーナーには何度か足を運んでいたが、飼育目的と思ってみると見る観点が全く違ってくる。

線の細そうなやつ、メチャクチャInstagramのわんちゃんねこちゃん大好きアカウントにいそうなやつ、とにかく色がすごいやつ……。

ここで気が付いたのだが、飼育と言っても魚やら鳥やらもいるはずだということ。

どうやら私は無意識のうちにふわふわを求めていたようだった。

常に硬質のスマホを触っている弊害だろうか。

とりあえず、糸感と動物感の中間辺りを探し……そして出会った。

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出会った毛玉(寝てる写真)

 

毛玉です。

レジで袋に詰めてもらいながら、「この店員さん、私がこいつを飼育しようと思ってるなんて考えてもないんだろうな……」と露出魔じみた優越感を抱いてしまった。

 

メチャクチャ手触りがいい。ころころしている。

そう、毛玉、なんと足がないので私が運ぶかころころ転がるかしか移動方法がないのだ。

自ら餌を探すこともないし、ほっといたら糸になる。

蚕みたいなやつだな……。愛着がわいてきた気がする。


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外に出てる間勝手に部屋から出てこられたら怖いので、鳥籠に詰めていた。かわいい。

因みにこの鳥籠は高校生のときになんかのセールで安売りされていたもので、一目見た瞬間「何これスッゲー!!!曲のPVとかで造花が入ってるやつじゃん!!!!!!!買う買う!!!!!!!!!!!!」と気に入りお小遣いはたいて購入したものの、使い道が無さすぎて造花詰めたまま部屋の隅に放置していた代物だ。使い道あってよかった~。

 


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籠から出られてはしゃぐ毛玉

 


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餌を食う毛玉

 


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メチャクチャ頬張ってるところを激写される毛玉

 

か、かわいい~~~!???

これが、なにかに愛情を注ぐってこと……!??

オタ活で推しに金を貢いだりする臨場感とはまた違った、穏やかでまろやかな気持ちが溢れている……。

私にもこんな感情があったんだな。感動~!

 

名前はないのかと友人に聞かれたが、ここ数日「毛玉~」と呼び続けていたので向こうは完全に自分の呼称を毛玉だと思っているだろう。

とりあえず本名は毛玉13世ということにした。

イチゴミルクの飴はなぜ包みを外してやらないのか、という声もあったがそもそも毛玉は食事を必要としない。

食事を与えているのは単なる私の自己満足に過ぎないため、過度なカロリー摂取は控えるようにしているのだ。

 

飼いはじめて間もないので明らかな人間的成長をしたという実感は湧いていないが、心に暖かな愛情を根ざすことに成功したのは確かだ。先行研究がないため手探りでやっていこうと思う。

この記事を読んで「あれ?毛玉、かわいいじゃん……」「自分も飼ってみようかな?」という人は、是非ともおすすめしたい。

友人からは「あまりにも虚無」「かわいいと思ってしまった」「狂ってる」という評価もいただいており、インパクトの強さも間違いなしである。

Twitterでは #毛玉のいる生活 で今後も毛玉の様子を呟いていくつもりだ。

毛玉を飼う際の参考になれば嬉しい。

それではまた!私は今日も毛玉と寝るぞ~~~!


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おやすみ