読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

斜め上から目線

アウトプットが大切なんですって奥さん

should

昨日の分白紙になってるんだね。

割と書いた日だったのにとても残念だ。

困惑しながらお手軽絶望、サクッとメンヘるへーかだよ。

語感だけでも褒めて欲しいね。

 

昨日の夕食のときだった。

父が「取れる資格は取っておいた方がいい」というので

「そうだね。でも心理系の資格は院にいかないと」と返した。

院に行かないことは当たり前だと思った。弟の学費もあるし、両親の老後を考えれば当然のことだ。

長女である私は育ててくれた親に対する謝礼の義務と、弟に対する養育の義務がある。

それに心理カウンセラーになるつもりもない。どちらかといえば、私はカウンセリングされてるのがお似合いなのだ。

そんなことを思っていると「院に行くには勉強しなきゃですよ」と父がこくこく頷いた。

えっ。

この微妙に話がズレる感じ、やはり私の父親だ。などと冷静な私が目を伏せる隣で揺らめくアクティブ私。

「いや、そりゃそうなんだけど、院に行かないのはそういう事じゃないっていうか」

「えっ!」

えっ!じゃねーよ。

「ほら、学費かかるでしょ」

娘から金の話なんかされたくないのではないだろうか。私もこんなの言うの申し訳なくて嫌だ。

「そりゃあ、学校に行くんですから」

ちがうちがう。くっ、言葉が足りなかったか。

「弟の受験期と被るし、ほら、まあ色々お金かかるじゃぁん。そう、うん研究費とかさ」

言い訳がド下手くそなので、4割の事実をまじえ強度を上げる。

「沢山バイトしたらいいじゃないですか」

ええい、やはり院に行かない方が金が貯まるではないかぁ。最初から出費を控えることこそ貯蓄のいろは、基本のさしすせそ!自分より弟に充てることになるんでしょその稼いだ金は!

 うがー!

間抜けな私は走る理性を抑えきれず先ほどの義務感をチョロっと漏らしてしまった。あちゃー。

母は何も言わなかった。金や将来など、真剣な話題になると口を噤む生粋のエンタメウーマンなのだ。そういう人であることを知っているから何度も言いたくなかった。面倒なことが嫌いなので、面倒な私は面倒なところを見せてはいけない。散々見せまくってるから自衛(もっといい言葉があった気がする)だけでもしないと。

父は「やりたいことがあるならやって下さい」と言った。

物凄く驚いて、ちょっと涙が出た。ポンコツ涙腺はビックリするだけで緩む。

何を言っとるんだコイツは。

父は話を続けていて、内容は不思議と頭に残っている。その時は何も聞こえないような感覚を覚えたのにね、人間凄い。

自分はやりたいことがなかったからそのまま就職した、やりたいことがあることは素晴らしいので是非やるべきだ。と何やら理想的なことを言っていた。

うん、理想だ。

えっ?いやいや。父よ。ここは現実なのだぞ。母の口癖を忘れたか。それとも口座にどれだけ貯まっているか知らされてないからそんなことを言うのか。

 

注釈:よくそれはヤバいわと言われるので一応注釈をつけておく。我が家の真なる財政状況を知っているのは母のみである。稼いでいる父は給与明細を貰いこそすれその行き場は知らないらしい。おお、これぞブラックボックス。やもすればレッドかもなのが恐ろしい。何度も開封を申請しているが何故か拒否され続けているため、母は宗教入りを疑われている。多分違うと思う。

 

やりたいことは沢山ある。いつかの記事にも書いた気がするな。

私は創ることが好きで、誰かがそのつくったものをホーム、拠り所、隠れ家、逃げ場、なんでもいいけどそういう一つの土地にしてくれたらいいなと考えている。

作家ってすごい。つくることが仕事で、産むことで報酬をもらえる。無から有を出すなんていう魔法使いみたいなことをしている。

私は魔女になりたいので、とてもとても憧れてしまう。

けれど、それは優先すべきことだろうか。

私なんぞの夢より、しなきゃいけない事があると思う。

私は欲深いのでどうしてもきらきらしい方を見てしまうが、それは悪い事だとわかっている。わかっている。わかっている。

私は私にとても甘く、色々なことを容認してしまっている。早急に改善しなければならない。

私は娯楽に身を溺れさせている場合ではない。

私は他人との関わりを恐れている場合ではない。

私は楽しむ前に贖罪を果たさなければならない。

わかっている。

本当に、失敗続きの人生だ。失望させてばかりの毎日だ。

文句を言わずピアノを練習していれば、友達と遊ばずもっと勉強していれば、もっと謙虚であろうとしていれば、無駄な部活に入らず真面目に慎ましく暮らしていれば、病気になんて罹らなければ、こうやって自虐して勝手に追い詰められてるような、そんな情けない子にはなってなかったはずだ。

しかしそんなものはない。

ここにあるのは失敗作だ。

興味が持てないとやる気すら起こさない幼稚な、ダメな子だ。

親にはちゃんと、二人目は失敗しないようにと言ってある。親の責任ではなく勝手に自滅しただけだが、一応言っておかなければならない。

私のようなのがもう1人出来上がってしまうのは悪夢的過ぎる。

 

それで、どうしたらいいのか分からなくなってしまった。

ご立派な義務感に急かされてはいるが私は何一つ親に報いた試しがない。

私は結局、やりたいことしかやらなかった。やらなきゃーと言いつつしなかった。最悪。誰もお前を愛さない。

どうしたらいいの〜と迷っているのも欲望に打ち勝とうとしているだけだ。

「ここまで間違えたならいっそ間違えきらない?やりたいことしていいんでしょ?確かに言質取ったよ今」と悪い私が足を組む。

「何を言っているんだ、自分で敷いた法律を見ないか」と裁判官の私が木槌を叩く。

 

全く焦燥感とはかくも馬鹿らしい。