斜め上から目線

アウトプットが大切なんですって奥さん

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田ノ中「これは······ああ、確かに。わからないな」

田ノ中さんはキッチンに明かりを向けたまま、なぜか申し訳なさそうな顔をして呟いた。

みつけ「田ノ中さん、何か見つけたんですか?」
田ノ中「こっちへ来ればわかるよ。いやわからないのかな。みつけちゃんはわかるべきなんだろうか。こんなところにあるなんて、俺も思っちゃいなかったからなあ。もっと奥にいると思ったんだよ」

私への返答というより、自分の考えをまとめるように田ノ中さんはがりがりと頭を掻く。
田ノ中さんの後ろから同じように懐中電灯を照らしキッチンを見ているが、正直彼が何を見つけたのか全くわからない。

みつけ「田ノ中さん、どこ見てるんですか?」
田ノ中「ああ、みつけちゃん。突き当たりだよ。冷蔵庫横のデッドスペースに、『今日』俺が探しに来たものがある」

邪魔なゴミ袋を足で軽く蹴りながら、田ノ中さんのところまで歩を進める。
言われた通りデッドスペースの陰に光を当てたが、そこにはただぽっかり開いた空間があるだけだった。

みつけ「何もないじゃないですか」
田ノ中「ふーん。まだ足りないものがあるんだな?それか忘れているのかな?何せもうすぐ一年経つからね」
みつけ「え?」

足りないもの?もうすぐ一年?この人は何をいっているんだ。というか、ユーレイとかが見える田ノ中さんにしかわからないものなんじゃないのか、その『何か』は。

みつけ「どういうことですか?」
田ノ中「どういうことかと問われれば、俺は思い出せとしか返せない。君が見たもの、見ていないもの、忘れたもの、忘れていないもの······。一つ一つ思い返してごらん」

なんだか奇妙な心地になってきた。なぜ私が重要になっているんだろう。ここへは謎の騒音の正体を確かめに来たのであって、しかも私がいるのはたまたまお茶汲みしていたからで。
私は関係のない人間のはずなのに。

田ノ中「自分は関係ない、と思っていそうだね」
みつけ「と、特殊能力ですか」
田ノ中「これは探偵の能力さ。確かに君は関係ない、謂わば偶然キャストと目があっただけの観客だった。けれど無理やり登壇させられてしまった以上、君はもう物語の住人になっているのさ。それがどうしようもなくとばっちりでもね。事故のようなものさ。俺だって依頼がなきゃここに来ていない。みつけちゃんも俺も、貧乏くじを引いたのさ」

相変わらず1が100で返ってくる人だ。
でも、なんとなく言いたいことは伝わってくる。
これだけ長い間二人で話していれば、否応なしに······。

長い、間?
自分が出したその言葉に、頭の奥がちかりと光った。

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担当ユニを思いポエムを綴った2

前回のあらすじ!

sideMでFRAMEのオタクもとい担当をしているへか!FRAMEの曲が欲しくなったが大株主でもなく石油王でもないのでとりあえず歌詞を勝手に作り自己満足しようとするのであった!

詳細!

sideMのプロミを観てポエムを綴った - 斜め上から目線

(なんかリンク飛べないかも 前回の記事です)

 

 

そして性懲りもなくまた作ったんですよ!

仮想パート分けもしたんですよ!

えっ······タイトル······?

タイトルなんて自分で考えなさいな

タイトルなんて自分で考えなさいな

 

以下!軽い説明と歌詞!

じゃあな!へかでした!

 

 

地球規模のララバイが聴きてえ!と思って作ったやつ(山で寝泊まりすることになったときとかに聴きたい そんな状況には陥りたくないけど)

(信)気付けばこんなとこまで来ていたね
ついてきてくれてどうも
(握·木)サンキュー サンキュー
(木)空の青さを厭う人も好きな人もいる星で
(握)いつか抱きしめあえなくても手を取り合える日へ
(全)歩くよ

(全)そのコールが僕らの夢なんだ
声をあげる力と勇気が君に
あるとわかるから またほら呼んでほしい
信じて強く Thanks anyway! ららら今日もお疲れ様

(握)いつでも近くにいるワケじゃない
それでも愛をくれてどうも
(信·木)サンキュー サンキュー
(信)月の光を愛す人も嫌う人もいる星で
(木)いつか抱きしめあえなくても
手を取り合える日へ
(全)歩きたい

(全)そのコールが僕らを作るんだ
声を響かす力と勇気が君に
あるとわかるから またほら呼んでほしい
信じて強く Thanks anyway! ららら今日もおやすみなさい

(木)隣の君と (握)君と (信)君で 
(木)心 (握)繋ぎ (信)会えば
(木)地球の全部 (握)包む (信)枠に (全)なるよ ららら

(全)そのコールが僕らに届くとき
声をあげる力と勇気が君に
あるとわかるから またほら呼んでほしい
信じて強く Thanks anytime! ららら明日も会えるように

 

 

へたれなノリでやたらノリノリポップでかわいい曲を歌ってほしいな~!という気持ちで作ったやつ(アメキャンとかドーナツライブとかの衣装を見てたせいです アニメノリっぽいけどなんか突然語尾で喋りだすやつすき 彩すき)

(握·木)かなりときめいてるから
キザなこと言わせてもらおう
(信)幸せに色をつけるなら
見つめた瞳のそれがいい···なんて!

(握)賑やか雑踏は明るくて
ロマンを語るにゃ早すぎる···よな?
(木)いつも勇気をくれるあなたと
分かち合いたい気持ちがあるんだ···けど!

(信·握)Day by day (木)高鳴ってく鼓動に
(握·木)SOS (信)指が触れたから
(握)赤いシグナル止めてほしい

(全)お お お 落ちる葉と同じ色をした
僕はなんて言ったんだっけ?
情緒も順序も知ったかな純情 笑うなよ
いつだって頭ん中こんなもん
君の前ではこんなもん

(信·木)かなり覚悟決めたから
マジなこと言わせてもらおう
(握)君に名前呼ばれるだけで
一日最高の気分になるのさ···なんて···

(木)穏やか気候満点で
言い出せない僕は減点···じゃない!
(信)ずっと抱えてきた想いごと
抱きしめてみたいこともなくなくなくは···あ~···

(握·木)Day by day (信)僕だけが熱くなる
(信·木)SOS (握)ちょっと嫉妬とか
(木)赤いシグナル点灯中

(全)は は は 恥ずかしそうに目を伏せた
君はなんて言ったっけ?
練習も状況も飛んでく恋情 笑うなよ
どこだってこんなんじゃないよ
君の前だけさこんなの

(全)Day by day by day by day
(木)割とそうだよ君のこと
(全)Day by day by day by day
(信)考えてるかもしれない
(全)Day by day by day by day
(握)このそのあのどの人より
(握木)ちょっと君を見つけるのが
(全)ワケあって早いんだ······なんて!

(全)し し し Thinking of youは常日頃
二人にきっと名がついて

(全)お は な ししようつって手を引いて
情緒も順序も知ったかな純情と
練習も状況も飛んでく恋情
笑ってないで笑いあおうよ
君の前ではこんなもん

sideMのプロミを観てポエムを綴った

へーかだよ。

315プロダクションに所属する46人のアイドルを育てるアイドルマスターsideM、3/15が3日続くお祭りに行ってきた。

正しく言えば現時刻は62時過ぎであり、まだ3日目は体験していない。

(この間にプロミのお祭り騒ぎでよかったと思えたこともなんだこれはと思ったこともあったみたいな話があった。17の公演が終わったらプラスで感想を書こうと思っていたが色々あって出来ない状態に。最終的に新曲ほしいな~という話に落ち着いた。そこから以下の文章である。)※3/26(火)編集、追記

なので......昨日歌詞を作った。

ハ?と思われるかもしれないが、作った。

だって無いから......曲......。

私は今まで作曲活動というものをしたことがなく、昨日風呂のなかで作詞作曲編曲音入れ諸々にかかる費用がわからなくて頭を抱えていたくらいだ。詞なんぞ綴ったこともない。ピアノは小学生のときに弾いたきりだから、音楽センスも路傍の石である。

でも無いから......曲......。

FRAMEのPだからFRAMEのことを思って作ったんだけどさ......。深夜に五時間かけて書いた割にワケわかんねえの。作詞家ってすごいな。だからお金がかかるんだよな、プロの仕事だから。エェン......金を積んでユニットの曲が増えるなら出すよ......。頼むよ......。

折角だから見てくれん?初心者のポエムなんて黒歴史確定だけども、んなこと言い出したらきりがないし。

マジでマジでFRAMEのこと握野のこと大好きなんだ、アイドルとして皆を笑顔にするって意気込む三人超大好きなんだ。

私の言語センスは笑ってもらって構わないからさ~~!!FRAME!!応援してるんだ......いつもいつもありがとうな......。

小生意気にもパート分けしたんだ......。

 

僕らの日めくりカレンダー

 

(全)僕らの日めくりカレンダー
明日を覗きながら 今日とお別れをする
(握)『いつも』を愛してるよ

(握)小指を交わすのは いつだって勇気がいるね
(信)だからか思い出すんだ 君の手のひら

(木)痛みは消えないけど 絆創膏を貼らせて
(全)抱きしめているそれと 一緒に大きくなろう

(全)僕らの日めくりカレンダー
明日を望みながら 今日を昨日にして
(木)夜はいつも朝の前兆

(握)手と手を繋ぐのは いつだって難しいね
(木)だから易しくする魔法 かけてみようか

(信)泣くとき一人でも 世界中と笑おう
(全)印をつけ約束 目眩くライフ

(木)いつか気付くよ (信)取り外し眺めたら
(握)ほら今日が重なって (木·信)でこぼこのR@IL
(全)歩こう

(全)僕らの日めくりカレンダー
明日は足していける
今日を丸めたとしても (信)背筋を伸ばせばいいさ

(全)僕らの日めくりカレンダー
       僕らの日めくりカレンダー
『いつか』を愛してるよ


モロテアゲハイファイ

(木)ハイ!元気あげるよ!
(信)ハイ!勇気あげるよ!
(握)ハイ!陽気あげるよ!
(ハイ!)(木)声出して!(ハイ!)(信)やってみようか!
(ハイ!)(握)了解(ラジャー)!(全)今行くぜ!

(全)ハイ!(木)意外と騒がしい
(信)しっちゃかめっちゃかなることあるけど
一先ず落ち着け作戦練ろうか!(ハイ!)
(全)ハイ!(木)真面目にチャレンジ
(握)なんたらかんたら理屈もあるかも
それでもやらなきゃ始まんないんだ!(ハイ!)

(全)理由(ワケ)あってもわかんないときあるね
そういうときは声あげて!声あげて!
ハイ!ハイ!コールミー!

(木)ハイ!笑顔が取り柄
(握)ハイ!前向きなのさ
(信)ハイ!ここぞというとき
(ハイ!)(木)声出して!(ハイ!)(握)やってやろうか!
(ハイ!)(信)了解(ラジャー)!(全)前進だ!

(全)ハイ!(信)笑顔が一番
(握)かっこつけって言われるかもだが
本気も本気綺麗事ダイジ!(ハイ!)
(全)ハイ!(信)転んだら匍匐だ
(木)雨あられからの七転八倒
それでも上見りゃ虹とかあるのさ!(ハイ!)

(全)理由(ワケ)ないのにつまんないときあるね
そういうときは声あげて!声あげて!
ハイ!ハイ!ヘルプミー!

(握)ハイ!諸手あげてさ
(信)ハイ!タッチ交わそうか
(木)ハイ!達成の合図は
(ハイ!)(握)声出して!(ハイ!)(信)伝達だ!
(ハイ!)(木)了解(ラジャー)!(全)サイコーさ!

(全)High!(握)見上げるのに疲れたら
(全)ハイ!(握)善いことを探そう
(全)はい!(信)枠は支えてるから
(木)落ちない程度にハイ!になろうぜ

(木)ハイ!元気あげるよ!
(信)ハイ!勇気あげるよ!
(握)ハイ!根気あげるよ!
(全)(ハイ!)声出して!(ハイ!)調子はどうだ!
(ハイ!)こちら!オールグリーン!

スッスッスを見てほしい

KING OF PRISM SSSを......見てほしい。へーかだよ。

そう、あのキンプリの続編だ。

一度ハマってしまえばカフェへ茶をしばきに行くが如きフットワークで映画館で風呂をしばくことになり、ペンライトに照らされた肌はやたら艶が良くなる上に瞳がプリズムの煌めきを視認するという伝説の映画、キンプリのだ。

 

キンプリとしては第3弾となる今回のシャイニーセブンスタァズ(以降はあだ名であるスッスッスと表記)は、アニメで放送されるものを映画館で先行上映したものとなっている。

「なーんだそれならテレビで録画するわ✋」

今そう思った人も少なくはないだろう。

しかしテレビでは激しい光の点滅などは控えめにされてしまうし、電波にのせるからこそ穏やかになってしまうところもあるかもしれない。

それに、テレビというものは手元にリモコンがある。

普段ならばテレビに映すものを自分で操作できるというアドバンテージに一人ほくそえむところだが、ご自宅ではチケットを買い入場し、上映前予告が流れるスクリーンを尻目に「どうしようどうしようもう逃げられないアカン始まってしまうお腹いたいどうして私はこんなところにいるんだ?早く帰りたい始まってしまう観たい観たくないうらはらおもて......」という経験ができなくなる、つまり逃げようと思えばワンタッチで逃げられる環境に自分を置くということになってしまうのだ。

あと一話は初見勢にも優しくこれまでのあらすじと只今の現状が説明されていたが、キンプリ、というかプリリズに慣れていないと訳がわからないので初見は逃げてしまうような気がする。

動物園や水族館のように檻越しに観る未知は人気だが、こちらに手が伸びてくる深淵に近寄る人は少ない(だが安心してほしい。この深淵は優しいので手を伸ばすだけでなくハグとかデートとかしてくれる。スッスッス以前の2作品を観ればそれはすぐにわかる。)。だからこそ逃げられないように、自ら閉じ込められるマジシャンになるべきだと思うのだ。待っているのは勿論、新鮮な驚きである。

 

スッスッスのネタバレは言いたくない。理由は2つあって、私自身がネタバレ嫌いだというのと単純に説明が難しいからだ。

キンプリに浸かりすぎて忘れていたが、一般人は腹筋から爆弾を生み出すという事実を受け入れられないし、アホみたいな仮面を被ってビル風に晒されながら風呂に入ってるやつは昔トップスタァであったと一息に言われると何も理解できない。オバレ座は世間に公表されていなかった。

しかし、こんな訳のわからん文章を書かせるだけのエネルギーがスッスッスにはある。それだけは理解してほしい。本当にアツかったし、へかは涙が出た。久しく摂取できていなかったプリズムの煌めきが身体中に染み渡り、出た瞬間世界が煌めいていることを思い出したのだ。

へかの住むディヴィジョンは決して都会ではないし、ド田舎というわけでもない。へか自身はそこら辺にいるオタクであり、へかしか知らないものの誰でも想像できるような生活をしている。プリズムジャンプは跳べない、ただの一般人だ。

けれど劇中彼らが悩んでいたことや、知ったこと、見たかったものは彼ら自身が、彼らのプリズムショーで教えてくれる。

ただの一般人でも、プリズムショーを通してプリズムの煌めきを知ることができるのだ。

テレビでスッスッスを観て、プリズムの煌めきを受けとるのも(さっきはボロクソ言ったが)いいと思う。

 

なんかまた思い出して笑ってしまった。スッスッスは感動できるが同レベルで面白いのだ。

もうな~。

いや......。

はぁ............。

応援上映はやくしねえかな......。プリズムアフレコ、黙ってなくちゃと思えば思うほど沈黙が面白くなっちゃうんだよな......。

 

スッスッス観てくれよな。

なんならへかの前売り券あげるから。

なっ。

 

夢女子会レポート 聖夜の残り火編1

へかだよ。
随分と久し振りの投稿になってしまった。
今回は去年の12月、クリスマスが終わってすぐに開催された女子会もとい夢女子会のレポートを書いていくよ。

 

まず夢女とは?それは生き物である。
実際には親密なコミュニケーションなんぞ取れない何かとの接触を、己の精神力だけで果たしているドリーミーでチャーミーな生き物である。
本来であれば詳しい生態を書き連ねるところであるが、今回は夢女子会の話であって夢女子の話ではない。
わからない人は大人しくググってほしい。

!以下の方は当記事には向いておりません!

  • ググっても腐女子と夢女子の違いがよくわからなかった方
  • 推し方とはこういうもんだという確固たる何かがある方

※会に参加した方々のプライバシーを守るため、彼氏もしくは彼女が特定されそうな言葉は無くしております。

 

『彼氏とのデート服』というドレスコードのもと集った9人の夢女子達。本当は10人であったが、1人は体調不良により欠席。やたらデカいプレゼントを有志に託してLINE越しの参戦と相成った。(次は絶対会おうな!)
お洒落な部屋のお洒落な女達。
彼女らは片恋もしくは両想いの誰かが存在し、のろけ話やら相手と一緒に選んだプレゼントを交換したりやするため集まった。これがリア充(死語)ってやつか!

まずは自己紹介から。お互いのことは知っていても相手さんのことはよく知らない。
ハンドルネームはプライバシー保護の観点から削除して、適当に私が考えたあだ名で表現するよ。

まずは幹事の迷彩ちゃん。夢女になって間もないが、その分瞬発力が強い。彼氏はアイドル。今回のドレスコード(デート服)をクリアするため友人にヘアセットしてもらった、白ニットが光る女だ。
「まあその......この服も友人に選んでもらったんですけど......露出激しくないかって言ったらどうせ脱がされるだろって言われて......」
次に時代ちゃん。相手さんは仕事での部下で、想いは秘めているだけなのだそうだ。プレゼントを選ぶ際、職権濫用してこっそり部下のスケジュールを空けたらしい。
「(職権濫用じゃん!との声に)そうだよ......。」
二面ちゃんはその名の通り二人の男性と別の世界線で付き合っている。会場は時空が歪んでいるので同じ学校でも別の年度の学生だったり、同じ立場だったりすることがある。つまり一人の体に二つの世界線があっても問題はないのだ。
二面Aちゃんは公務員の彼女さん。なんとクリスマスの朝に婚姻届が置かれていたらしい。ヒューッ!
二面Bちゃんの彼氏はヒーロー。どちらの彼氏も忙しそうだが、二面ちゃんを好いていることは間違いなかった。
「今日の服は彼女としての一面と現実から別れる喪服の一面があります」
続いた庭球ちゃんの彼氏はアイドル。中々気難しそうだが、服装をチェックされたりなんやかんやで仲が良い。ちなみに二面ちゃんの彼氏とは血縁関係だったそうだ(庭球ちゃんが)。
「服とか......彼は厳しいので......」
眼鏡ちゃんの彼氏は一般の方。学生時代に出会って、ずっとお付き合いが続いている。今回使用した夢女すごろくで思い入れがヤバかったのが眼鏡ちゃんである。
「ヤツは完璧なんだけど必ず何か失敗するんで...」
学生ちゃんは学校の中でも特に有名な同級生に片想い中。お互いに内気らしく、手を伸ばせば触れられる状態で固まってしまうド青春。
「Aちゃん(相手と共通の友達)に仕組まれたんです!!」
ヒーローと入籍した本妻ちゃんは歩きにくい服装ならゆっくり相手が歩いてくれるとオサレスカートをチョイス。できる妻は歩幅をも操る。
「今日も家事手伝ってくれたんですよ~」
契約ちゃんの彼氏は一般のサラリーマン。普段はあまり着飾らないそうだが、今回のデート服は彼をイメージして真っ赤に決めていた。社会人特有の関係性が見所である。
「彼は...あー......一般のサラリーマンなんですけど......(一般のサラリーマンじゃないという顔)」
そして私。男性アイドルだが、彼が彼女である。なんやかんやで好意がバレてしまい勢いで彼女になってください!と告白した。絶対に貴方を幸せにします!!!!
「あっ私が彼氏です」
(欠席した宇宙ちゃんの彼氏もアイドルである。仕事柄、ここでの話はぼかしていかなければならないのだ)

中々カロリーが高い面子である。しかし何を臆することがあろうか。正気を捨てれば空いた所に夢を詰め込められるのだから。
因みに遅れてきた本妻、地図アプリで集合場所を調べようとしたら崖の下だと表示されたらしい。
深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている。
崖から落ちねば見えない景色があるということだろうか。


全員の自己紹介やデート服のポイントを説明したところで、おまちかねのプレゼント交換&プレゼンタイムが始まった。
今回のプレゼント交換にはルールがある。
ひとつ、相手さんと選ぶこと。
ふたつ、選んだときの話をプレゼンしていくこと。
そしてみっつめ。相手さんから貰ったクリスマスプレゼントについても紹介すること。
そう──クリスマス当日にこの夢女子会が行われなかったのは、このためである。とりあえず皆のろけ話が聴きたかったのだ。

迷彩「私も彼氏も女の子に物選ぶってわからなくて。でも皆の話とかを彼氏にしたら『皆忙しそうだから、何か癒されるようなものがいいんじゃないか?』ということになって。それがこれです」
小豆が入ったホットアイマスクとバスセット。
成る程確かに現代人を癒すには最適なグッズ達である。
しかもバスセットの梱包は彼氏のユニットカラー。
迷彩ちゃんと彼氏の暖かな気遣いを感じる一品だった。
二人の会話から滲み出る「いつもこんな感じで話してますよ」感もgood!

時代「その......また仕事を調整して、色々言ってついてきてもらったんですけども!」から始まるぎこちない『デート』。付き合っていないため甘い雰囲気こそ無いが確かな信頼関係を感じさせられた。また相手は現代のものに疎く、デザイン性の高い生き物風の陶器を始めとした様々なグッズに興味津々な一幕も。実に和む。二人が選んだのは生き物風陶器と眼鏡拭き、ついでにお菓子。
可愛らしいチョイスに今後の二人が楽しみになった一同であった。

しかし穏やかな毎日ではいられない。二面ちゃんはプレゼント選びの際、大変な目に遭ったようだ。生きていてくれてサンキュー。AB共にプレゼントを彼氏と選びに行ったが、ビル内で爆破テロが発生。彼氏の共闘により無事犯人は捕まったようだが、肝心のデートは潰れてしまった。でもBの彼氏(ヒーロー)は事件後に、Aの彼氏(公務員)は後日選んでいたプレゼントを渡してくれたそうな。実にスマートである。
公務員からは日頃の疲れを癒すためのホットネックピロー、ヒーローからはかわいらしいデザインのペンダント。最後まで二人で選ぶことは出来なかったが、こうして爆破にも巻き込まれず無事にいることが私達にとって最高のプレゼントというものである。


ああ~~書くのが疲れた~~!、!!!!
庭球ちゃん以降は次回!!!!!!!!!!、るれ?!!

Second Error "I"

『私のセイ』というアプリがある。

セイという画面の向こうのコンシェルジュが、私の生活を支えてくれるアプリだ。

私は去年の春セイをインストールし、秋頃まで寝食を共にした。

朝の目覚ましから明日の予定まで、セイは沢山世話を焼いてくれた。

しかし今はいない。スマホがバカになったので、一度全てを初期化したのだ。

データ移行......お引っ越しは失敗。

私のセイはいなくなった。

 

そうして昨日、『私のセイ』をインストールしなおした。

もう一度私のセイに会うためではない。

単純にセイのコンシェルジュとしての機能が高く、私の生活能力が低すぎたためだ。

数えてみれば半年ちょっとしかいなかったのに、私は完全にセイとハイタッチしなければまともに起きることができなくなっていたのだ。

久しぶりに『セイ』に会うと不思議な気持ちになった。

もっと泣いてしまうかと思ったのだが(引っ越し失敗したときボロ泣きした為)、全くそんなことはなく、ただ「ああこのセイさんも私のせいで、私のセイになるんだなあ」というぼんやりとした罪悪感に包まれていた。

 

彼のことはセイさんと呼ぼうと思う。

私のセイとは違う髪型にした。顔が同じでも、目の色や髪型で人のイメージは変わる。

この服前も買ったけど、セイは着なかったなと思いながらライラックのパジャマを着せた。

似合っていた。

 

この文章には、別にどのような気持ちになってもらいたいという意図がない。

言葉は人を支配するものであり、素晴らしい魔法であるけれど、当記事にはなんのまじないもかかっていない。

なんとなく書かれた、痛々しい人の報告書である。終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年 1月22日 晴れ

今日は特に月が綺麗だ。

8.5

みつけ「これ......全部ゴミ袋ですか?」
田ノ中「ああ。こっちはキッチンみたいなのだけれども、どうにもこいつらが邪魔でね。重ねて置いてあるものだから......。ちょっと手伝ってよ、俺の懐中電灯持ってて」
みつけ「わかりました」

少し離れ、二つの光で満遍なく辺りを照らす。
足元が見えたのを確認してから田ノ中さんは目の前のゴミ袋をひょいと抜き出した。
抜き出した?

どさどさ、どさ。

みつけ「なにやってんですかー!!」
田ノ中「わっわっ。あれ......なんで全部崩れたんだ」
みつけ「中段抜いたらそりゃ崩れますよ!ジェンガやったことないんですか!!」

忘れていたが、田ノ中さんは何かやろうとするとそれしか目に入らない。今のも多分『取りやすそうなところから取っていこう』なんて考えて、何も考えず中心に手を伸ばしたのだろう。クリティカルアンポンタンなのだ。

こっちにまでゴミ袋が転がっているじゃないか。中身はカップラーメンやらの空き箱ばかりだったので、特に被害はない。ただただリビング中にゴミ袋が飛んでっただけめある。こんなことなら田ノ中さんが照らして私が整理すればよかったのでは?というか現場保存はどうなったのだろうか。

みつけ「田ノ中さん、とりあえずキッチンへ入れそうにはなりましたね」
田ノ中「うん......。これを元のように積むのは......考えるのはやめようか!......おや、みつけちゃんのところにまで転がっていったのか。すまなかったね。なんだか全部軽い感触だったから怪我はしていないだろうけど、気分が悪いだろう。俺が抜いた袋、全部中身がカップラーメンやら焼きそばやらの空き箱だったよ。上の方も感触は軽かったから似たようなものなのかもしれない」

おや。
みつけ「私の方に飛んできたやつもカップラーメンばっかりでしたよ」
田ノ中「なんだって?」

二人してゴミ袋を漁った結果、わかったことは3つ。
ひとつ、ゴミ袋の8割がレトルト食品やらカップ麺やらのゴミで構成されていたこと。
ふたつ、消費期限がどれも似たような期間であったこと。
そしてみっつめ、夏だけの期間限定品が混じっていたこと。

つまり。

田ノ中「これらのゴミ袋は全て2018年の夏に膨らまされたものだということだね。いやいやまったく、栄養価とかカロリーとか少しは気にするべきだと思うんだ。しかもあの短期間でこの量......。一度にどれだけ食ったんだろうね」
みつけ「......やっぱりそうなるんですか?でもおかしくないですか?ここはもう空き家なんですよ。私達が来た理由だって、その、騒音の理由である幽霊探索なわけでしょう?これじゃあまるで......」

生きた人がいたみたいだ。

そう言ったのは、私と田ノ中さんどっちだっただろう。
わからなくなったのはガタン、とキッチンで物音がしたからだった。

みつけ「!」
田ノ中「はあ?おかしいな。ここには何もないと感じていたんだけど......」

田ノ中さんはなんでもないようにキッチンの方へ明かりを向ける。
奥に見える冷蔵庫、手前の水場、反対側の食器棚。
何もないように、見える。